高松けいりん | レース情報&イベント情報

高松競輪では２０２３年３月２日(木)〜３月４日(土)までの３日間、「香川ファイブアローズ杯モーニング＆ガールズケイリン」（Ｆ�U）を開催します。

　地元地区の吉田智哉（愛媛）が混戦を断つ。今年は高松の正月シリーズで優勝し、好スタートを切った。タイミングの良いカマシ、そしてシャープなまくりは文句なしの一級品。今開催も機敏な立ち回りから好機を逃さず仕掛け切る。

　マークするのは近藤誠二（香川）。安定感と経験値、決め脚はいずれも評価が高い。好目標を得た今回は、さらにアドバンテージがあり地元Ｖを目指して差し脚を伸ばす。

　層の厚さでは中部勢が優位。下井竜（三重）は主導権を握れば、他の追随を許さない強さがある。Ｓ級に在籍した昨年は、Ｇ�Vでも１着を取って存在をアピール。しっかりと仕上げてくれば、優勝争いの主役に躍り出てくるのは間違いない。

　A級チャレンジ戦は、各地で気迫あふれるレースを見せている１２１期のルーキーを軸に熱いバトルが予想される。

　主役は塩崎隼秀（愛媛）だ。高い素質が光る養成所１位の気鋭。先行、まくりの威力を発揮して１月の小松島、続く２月の平塚で完全優勝。高松でもスピード全開で疾走する。

　地元の眞砂英作（香川）にも注目が集まる。デビュー直後は空回りが目立ったが、レースをこなして成績が上昇。高松では昨年１０月に決勝進出（結果は６着）。今回はさらに好走が期待できそうだ。

ガールズ戦展望
　児玉碧衣（福岡）が圧倒的なパワーを披露する。高松バンクには２０１８年９月開催（完全優勝）以来、４年半ぶりの登場。カマシ先行、あるいは展開によってまくりに構えても強さはケタ違い。豪快に踏み上げてファンの期待に応える。
　対抗格は地元地区の山原さくら（高知）。本来の脚力を取り戻して白星を重ねている。仕掛けのタイミングに狂いがなければ、児玉との好勝負は必至だ。