高松けいりん | レース情報&イベント情報

高松競輪では２０２３年３月１５日(水)〜１７日(金)までの３日間、「日本名輪会カップ 吉田実記念杯＆ＲＮＣ杯」（Ｆ�T）を開催します。

　香川が生んだ偉大なレーサー、故吉田実氏の冠シリーズに各地から強豪が集う。
　Ｓ級の優勝争いは宿口陽一（埼玉）を中心に展開される。昨年は自身初のＳ級Ｓ班として活躍。今年２月、豊橋Ｆ�Tでは初日特選、準決ともに最終バックを取る組み立てで激走。単騎戦になった決勝も、タイミング良くまくりを放ち優勝。今シリーズはメンバー構成次第で自力勝負、さらに若手の鈴木輝大（東京）らとの連係を視野に実力を示す。

　関東勢は層が厚い。レース巧者の鈴木庸之（新潟）は年明けの立川Ｇ�Vで落車したが、態勢を立て直して臨めば勝機は十分にある。磯田旭（栃木）は鋭く追い込んで上位争いに加わる。
　福島武士（香川）は地元戦で優勝の期待がかかる。宮本隼輔（山口）との中四国連係から気迫で直線勝負だ。地元地区の川口雄太（徳島）は自力、自在の総力戦を挑んで活路を見いだす。

　中四国勢は好メンバーが顔をそろえた。地元地区の大西祐（愛媛）は着にバラツキがあるが、脚力は文句なく一級品。戸田康平（香川）は復調へ向けて試行錯誤を続けており、地元バンクで浮上のきっかけをつかむ。

　多田晃紀（岡山）は１月、小田原で優勝して好スタートを切った。その後レース間隔があいて実践感覚は懸念されるが、鋭く踏み込んで快進撃へ。近藤範昌（岡山）が後輩の多田をしっかりとガードする。

　九州勢は角令央奈（福岡）が優勝候補。２月に兵庫から福岡に移籍し、新天地での活躍が期待される。ラインの要として自在な立ち回りで混戦突破だ。西田大志（福岡）も底力がありＶ圏内。若手の梶原大地（福岡）が先陣を切って見せ場をつくる。

　関東勢の伊藤亮（埼玉）も、大崩れなく着をまとめており、遠征勢では谷津田将吾（福島）、田中孝彦（静岡）も十分に上位を狙える存在だ。

　　　※ 新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、西側入場口のみ開門します。